※こちらの記事はPR・広告ではなく、私がフランス生活中に知ったおすすめ情報をご紹介しています
海外で生活を始めると、お米や納豆、蕎麦など日本食を家で食べたくなる方も多いと思います。
私はフランスに引越すとき、飛行機の預け入れ荷物にどのくらい日本食を入れるか悩みました。
なぜなら、日本食材がフランスでどのくらい手に入るのか、手に入ってもどのくらい値段が高いのかわからなかったからです。
醤油は持っていきたいけど、料理酒は何かで代用できる?みりんや胡麻油は?うどんや蕎麦は乾麺で持っていく?
悩み出すとキリがなかったにゃ〜。
本記事では、フランスの中でも私が住んでいるパリで実際に日本食材が手に入るのか、どこで購入できるのか、をご紹介します。
日本食材はパリでけっこう買える
結論、基本的な日本食材や調味料はフランスでも手に入ります。
「想像以上に何でも手に入るな」というのが私の率直な感想です。
- 主食/麺類
お米、蕎麦、うどん、そうめん、インスタントラーメン(袋/カップ)、焼きそば など - 食材
納豆、豆腐、油揚げ、こんにゃく、おでんの具、カレーのルー など - 調味料
醤油、料理酒、味噌、みりん、胡麻油、酢、ポン酢、麺つゆ、白だし、チューブ薬味(わさび、小学生、ニンニク)、豆板醤 など - 嗜好品
缶ビール、酎ハイ、日本酒、ウィスキー など - その他
せんべい、ポテトチップス、歌舞伎揚、ポッキー、カントリーマアム など
日本で売られているメーカーの商品がそのままお店に並んでいることも多いです。
しかし中には、海外工場で作られたと思われるパッケージの商品もあります。
(私が見たことがあるのは、冷凍うどん、缶ビール、豆腐など)
さすがに日本ほどの品揃えはないですし、クオリティが低めの場合もあります。
それでも、海外で日本食材を入手できるというのはありがたいです!
ちなみに、当然ながらお値段は日本で買うより高いです。
お店にもよりますが、お醤油1リットルで約1,000円、蕎麦の乾麺が2人前で約500円など・・・
でもサッポロ、アサヒ、キリンの缶ビールは日本と同じくらいの値段でした。
EU圏内の工場で製造されていれば酒税が安いと思われます。
逆に日本から輸入された「氷結」は500mlで約1,000円でした。。高級品。
海外に住んでいる以上、値段は致し方ないかなと思います。
現地の料理も取り入れつつ、日本食はたまにエナジーチャージで食べるのがお財布にも優しくてちょうどいいかもしれません。
パリで日本食が手に入るスーパー!
パリで日本食が手に入るスーパーを4つご紹介します。
フランスのローカルスーパーでも醤油くらいは売っていますが、あくまでフランス人向けの商品です。
ここでご紹介する4つを知っておけば、何かしら欲しいものは手に入るはずです!
KIOKO(京子)
1軒目は「KIOKO(京子)」です。
パリで日本食材に特化したお店としては、一番充実しているのではないでしょうか。
KIOKOのすごいところは、日本から直送された野菜も売っているところ。
みょうがや大葉なども生で手に入る貴重なお店です。
お米も日本米が売られていますよ。
お箸や和食器、急須などの生活雑貨も取り扱っています。
日本の食材を入手したいなら、まずはKIOKOに行ってみるのがおすすめです。
日本食レストランの集まるオペラ界隈にあります。
K-MART(ケーマート)
2軒目は、「K-MART(ケーマート)」です。
韓国食材がメインのお店なんですが、日本商品も半々くらい扱っています。
お惣菜も売っていて、キンパ(韓国海苔巻き)やヤンニョムチキンなど日本人にも馴染みのメニューが買えますよ。
このK-MARTの素晴らしいところは、日本のスーパーのような薄切り肉やひき肉が手に入るところです!
フランスにはお肉を薄切りにして食べる文化がないので、お肉屋さんでなるべく薄くして欲しいと頼んでも日本のようにはいかないんですね。。
豚バラ肉は300gくらいで約500円で手に入るので、パリにしてはコスパもかなりいいです。
また、フランスの肉屋では見当たらない鶏もも肉も売っています!
フランスのケンタッキーにオリジナルチキンがないのは大きな衝撃でしたが、フランス人はそのくらい脂身を食べないんですよね。
教えてあげたい、鶏もも肉の唐揚げの美味しさを。
なお、日本ほど下処理が完璧ではないのでどのお肉も軟骨やスジが残っている場合があります。
きちんと確認してから料理しましょう。
K-MARTはパリ市内に何店舗かあるので便利です。
最寄りのお店を地図アプリなどで探してみてくださいね。
KIOKOの近くにあるオペラ店は広くて、お肉売り場も充実しています。
ただし薄切りの豚バラ肉は冷凍しかなく、しかもなぜか毎回軟骨が入っています。
冷凍ではない豚バラ肉は15区のボーグルネル店には毎回あるので、店舗によって仕組みが少し違うのかもしれません。
ACE opera(エースオペラ)
3軒目は「ACE opera(エースオペラ)」です。
KIOKOの近くにあるので、オペラ界隈に出かけるとよくセットで立ち寄ります。
こちらも韓国食材も取り扱っていますが、日本食材も充実しています。
店舗自体はそこまで大きくありませんが、せんべいやキットカットなど日本のお菓子が充実している印象です。
近所にはブックオフもあるので、ついでに立ち寄ってみるのもおすすめです。
ACE-MART(エースマート)
4軒目は「ACE-MART(エースマート)」です。
先ほどご紹介した「ACE opera」と同じ系列だと今の今までずっと思っていたのですが、、
名前が若干異なっていてホームページも分かれていたので、切り分けてご紹介します。
ちなみに品揃えも似てるので、何かしらの繋がりがあるのではと思います。
ACE-MARTも韓国食材のスーパーですが、日本食材も充実しています。
オペラ界隈にも1店舗あるのですが、ルーヴル・リヴォリに新しい店舗があって広くて綺麗なのでおすすめです。
個人的なおすすめ商品が、冷凍の豚バラ肉です。
くるくるカールした状態の豚肉がどっさり(おそらく500g以上)入っているのですが、パリで手に入る史上最も薄い豚バラ肉だと思います!笑
それで値段も11€ほどなので、パリにしてはコスパがいいです。
冷凍庫に余裕のある方はぜひ。
番外編:中華スーパーの野菜は便利
日本食材のスーパーではありませんが、中華系のスーパーに行くとアジア野菜が手に入ります。
KIOKOでは日本直送の野菜が手に入りますが、他のスーパーでは季節にもよりますがキャベツ、長ネギ(厳密に言うと日本のものとは違うけど似てる)くらいが多いです。
中華スーパーでは白菜や青梗菜など、日本でもよく使われる食材が売られています。
「Tang Frères(タンフレール)」は中華スーパーの中でも有名です。
いくつか店舗があるようですが13区のお店は広く、駅の近くにはお惣菜専門の店舗もあって充実していますよ。
よかったら中華スーパーも活用してみてくださいね。
まとめ
パリで手に入る日本食材スーパーについてご紹介してきました。
どうしてもお値段は高くなりますが、日本食材を活用するとフランス生活のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)が上がるかもしれません!
パリで日本食材が必要になったら、ぜひご紹介したスーパーを活用してみてくださいね。
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