海外に移住するとなったら、何を持っていけばいいか不安ですよね。
私は海外に住んだ経験がなかったので、フランス移住が決まった時は何から用意すればよいのかわからず、とても心配でした。
必須の持ち物(ビザや書類関係など)については、すでに諸先輩方の素晴らしいブログ記事がたくさんあります。
私も何度読み返したかわかりません!
先人の知恵は本当に貴重でありがたいにゃ〜。
そこで本記事では、私が個人的に「必須というほどではないけど日本から持ってくればよかったと後悔したもの」をご紹介します。
それぞれ、後悔した後にフランスでどうやって入手したのかなど回避策も記載しております。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
海外移住で日本から持ってくればよかったモノ・5選
スバリ、私が海外移住した後に「日本から持ってくればよかったな〜」と後悔したものを5つご紹介します。
ジャンルはバラバラです。
箸・菜箸
1つ目は「箸・菜箸」です。
パリで入居するアパルトマンにスプーン・フォーク類が付いていると聞いていました。
「元々パスタやソテーみたいな欧米的な料理が好きだしあまり使わないかな」となぜか思ってしまい、日本で愛用していた箸を置いていって、普段使っていない、いざとなったら捨てられる箸を持って行きました。
これが間違いで、箸、めっちゃ使います。。
何料理を作ろうと菜箸がないと不便だし、食事も結局お箸を使いたいシチュエーションが多かったです。
海外でもお箸が買える場所は増えていると思いますが、いかにも和風柄だったりと種類は選べません。
お気に入りのお箸は持参することをオススメします。
菜箸は、普通のお箸よりも入手しにくいです。
パリでは「ACE-MART」や「Kioko(きょうこ)」というアジアスーパーで買うことができましたが、品切れしている可能性もあるのでご注意くださいね。
(フランスはどんなジャンルのお店でも、在庫が安定せずストックが切れていることがよくあります)
丼(麺類用)
2つ目は麺類用の「丼」です。
ラーメンやうどん・蕎麦など、汁物の麺類にちょうどいい器がなかなか見つかりませんでした!
うどんや蕎麦などの乾麺は日本からもたくさん持って行きましたし、フランスのアジアスーパーでも購入できるので、日本食が恋しくなった時によく食べています。
最初の頃は、アパルトマンに備え付けられていたIKEAの深めのパスタ皿のような器を使ってみました。
これは汁が十分に入りきらないので、使い勝手がよくありません。
そしてやはり、麺類は丼じゃないとしっくりこないんですよね・・・。
洋風の器に入れていると、ラーメンがラーメンとはちょっと違うものに感じるというか。(個人の感想です)
デパートや「Monoprix(モノプリ)」などフランスのスーパーを探して回ったのですが、なかなか大きめの丼は見つかりませんでした。
最終的にパリの「ACE-MART」というアジアスーパーで見つけて、現在はそれを愛用しています。
でも種類が限られているので、お気に入りを日本から持っていけばよかったと後悔しました。
ピッチャー(麦茶作るやつ)
3つ目は麦茶やアイスティーを作る「ピッチャー」です。
これの正しい名称がわからず、「麦茶作るやつ」で検索したら同じことで悩んでいる方が多くてほっこりしました☆
「冷水筒」と呼ばれたりするようですが、私はピンと来なかったです。
「麦茶ポット」「ウォーターピッチャー」などの方がイメージできますね。
実は私は日本に住んでいる頃は、自宅で麦茶やアイスティーを作ることはほとんどありませんでした。
しかしヨーロッパの猛暑&クーラーの無い生活を経験して、冷たいドリンク作りたい〜〜と強く思うようになりました。
そこでアイスティーを作るためにピッチャーを探し始めたのですが、
日本でよく見る、プラスチック製で内側に茶葉を入れるパーツが付いているものはほぼありません。
フランスで売られているピッチャーは、基本的にガラス製のシンプルなものばかり。
これは日本から持ってくればよかった〜と後悔しました。
割高にはなりますが、「Kioko(きょうこ)」という日本食スーパーでHARIOのピッチャーが売っていました。
現地のお店では、「Human and Tea」という紅茶屋さんに茶葉入れが付いたガラスのピッチャーがありました。
ガラス製はおしゃれなんですが、重くてちょっと使いにくいのが難点です。
洗濯ネット
4つ目は「洗濯ネット」です。
これは荷造りの段階で全く意識しておらず、日本から持っていくという発想がそもそもありませんでした。
でもフランスで初めて洗濯をしようと思った時に、「あれ、洗濯ネット必要じゃない?」と気づきました。。
そこでスーパーで探しに行ったところ、大きめの「Monoprix(モノプリ)」で見つけました。
ただし売っていたのは、まさにこのイラストのような長方形でマチが無く、網目の粗いもの。
サイズは大・中・小と3種類くらいあったかと思います。
日本なら100均でも手に入りますし、圧倒的に安く高品質で豊富なサイズから選ぶことができます。
ぜひ買っていくことをオススメします。
細字のボールペン
5つ目は「細字のボールペン」です。
よく、「外国のボールペンはクオリティが低いから日本製を買っていくといい」という話を聞きます。
確かにフランスでもボールペンは二極化していて、「高品質で高級」もしくは「低品質で安い」のどちらかの印象です。
それに加えて、私が声を大にして言いたいのは「アルファベット文化の国には細字のペンが無い」ということです。
ボールペンに強いこだわりは無かったのですが、フランスで見かけるのは太さが1.0のものばかり。
私は漢字を書くときは0.5など細めのペンが好きなので、これは新鮮な気づきでした。
最近の生活では文字を書く機会があまりありませんが、だからこそたまに書く時に太いボールペンだと気になってしまいます。
パリには「JUNKU(ジュンク堂)」に日本の文房具コーナーがあって、おそらくそこで入手できます。
ただし当然割高なので、細字のボールペンは日本から持っていくことをオススメします。
たくさん使う方は、替えのインクもお忘れなく!
番外編:日本から持ってきておいてもよかったなと思うモノ
これまでご紹介した5つよりは欲していませんが、他にも「あってもよかったな〜」と思うモノがあります。
それらを簡単にご紹介しますね。
ホットプレート
他の海外在住者の方がSNSで紹介しているのを見て、「なるほど!」と思いました。
たこ焼き・お好み焼きなどホームパーティーで使えると便利そうです。
子供向けや外国の方のおもてなしにも良さそうです。
変圧器が必要な可能性があるので、事前に渡航先の電圧のご確認をお忘れなく。
良質なスリッパ
私はルームシューズとしてスリッパを使用しています。
元々はサンダルを使っていましたが、足の裏に汗をかく感じがして、室内で使うのは何となく嫌だったんですね。
そのため普通のスリッパに切り替えたのですが、半年くらいで履き潰してしまいました・・・。
日本で愛用していた「阿部産業の帆布バブーシュ」は2年履いても擦り切れませんでした。
山形に住む友人からいただいたのですが、デザインと色が素敵です。
こういう日本製の丈夫なものを持ってくればよかったな〜と思いました。
枕
枕はやはり使い慣れたものを持ってきた方がよかったなと感じます。
私は旅先のホテル・旅館の枕も特に気にせず眠れる方ですが、やはり移住となると自分のお気に入りを使った方がいいですね。
今でも1週間に一度くらいは「この枕しょぼいなぁ」と思いながら寝ています。笑
まとめ
海外移住で、日本から持ってくればよかったと思うモノをご紹介しました。
とても個人的で独断と偏見にあふれたラインナップではありますが・・・共感していただける部分もあったのではないでしょうか!?
これから海外に移住される方の参考になれば幸いです☆
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