モンブラン(Mont Blanc)は、標高およそ4805m。フランスとイタリアの国境に位置するヨーロッパ最高峰の山です。
地元の街「シャモニー(Chamonix)」から、なんとロープウェイで約20分で標高を2800mも登って間近にモンブランを見ることができ、有名な観光地なので一度は訪れたいと考える方も多いのではないでしょうか。
シャモニーの近くには、フランス人にも人気の街「アヌシー(Annecy)」があります。
とてもかわいらしい街で、美しい湖と山並みの自然も楽しむことができるんです。

アヌシーをすすめるフランス人はとても多かったにゃ。
本記事では、私が2023年7月にパリからアヌシー、シャモニーを実際に旅行したプランをご紹介します。
ポイントを押さえたいい観光プランになったので、ヨーロッパ内からだけでなく、日本から旅行を計画している方の参考にもなれば幸いです!
この旅行をどんな服装で過ごしたかについて、こちらの記事でご紹介しています。


アヌシー&シャモニー旅行プラン3泊4日
インターネットや知り合いからの情報収集を重ねて、最終的に私はパリから飛行機でジュネーブ経由で旅行するプランを立てました。
理由は4つです。
- パリからアヌシー&シャモニーは電車でも行けるが、時間がかかるし料金も安くはなかった
- ジュネーブとアヌシー・シャモニー間はアクセスがよかった
- アヌシーとシャモニーは夏のハイシーズンで宿泊費が高く、ジュネーブの方が安く前泊するのにちょうどよかった
- スイスに行ったことがなかったので、ジュネーヴも観てみたかった
電車の旅も楽しいですし、途中でフランス第二の都市リヨンも経由できるので、電車が好きな方にはそのプランもおすすめです。
それでは、私が実際に旅行したプランはこちらです!
<アヌシー&シャモニー旅行プラン3泊4日>
1日目:パリからジュネーヴへ移行機で移動
・・・夜便だったので前泊のみ
2日目:朝ジュネーブ観光→日中にアヌシー観光→シャモニーへ移動
・・・アヌシー観光がメイン。半日あれば楽しめる
3日目:モンブランの向かい側に登る&登山電車で氷河へ
・・・主要な観光スポットを巡りました
4日目:モンブラン側へ登る&ジュネーヴ経由で帰路へ
・・・メインイベント、モンブラン側のロープウェイで一気に標高3,800mへ!
各日の詳細をご紹介していきます。
1日目:パリからジュネーヴへ飛行機で移動(前泊)
1日目は、パリ・シャルル・ド・ゴール空港からジュネーヴ国際空港へ夜の最終便で移動しました。
最終便を選んだのは、平日で仕事を終えた後に出発したいということと、翌日を朝からしっかりアヌシーで過ごしたいという2つの理由がありました。
ですので、もっと早い便で移動してジュネーヴ観光するのもいいと思います◎
ホテルは、翌朝のバスターミナルへのアクセスを考えてジュネーヴ駅の近くで安いところを探して決めました。
ちなみにこのホテルは冷房がなく、、元々夏がそんなに暑くならない地域だと、ここに限らず冷房がないホテルは多々あると思います。
暑がりの方や体調が心配な方は、少し高くても冷房付きのホテルを探した方がいいかもしれません。
2日目:朝ジュネーブ観光→日中にアヌシー観光→シャモニーへ移動
2日目は朝10時にアヌシー行きの高速バスに乗る予定だったので、その前にジュネーヴ観光をしようと8時頃にホテルを出ました!
ちなみにこのホテルの宿泊特典で、ジュネーヴ市内で使える交通乗り放題チケットをもらえました。
シーズンによるかもしれませんが、ラッキーでした。
ジュネーヴで国連本部と大噴水を観光
特典チケットを使ってトラムに乗って約10分、国連本部の入り口付近で記念撮影。
こういう歴史が動くような場所、好きなんですよね。


再びトラムで駅前に戻り、湖の方に5分ほど歩いて大噴水を見物。
天気の悪い日は営業しないそうですが、この日はバッチリ見れました!


ちなみに、朝の散策だとお土産屋が閉まっているのはちょっと残念でした。
お店も見たい人は、前日の夕方には着くようにするか、午前中はジュネーブ観光できるようなスケジュールがいいかもしれません。
アヌシーは半日で観光できる
ジュネーブから高速バスで約1時間でアヌシーに到着。
バスは「FlixBus」を利用しました。Google Mapでルート案内を調べて、よさそうなバスがあれば予約サイトに飛べるリンクがあるので簡単に予約ができます。本当に便利ですね!
アヌシーでは湖でボートに乗りたいと思っていたので、まずは大きな荷物を預かってくれる場所を探しました。
アヌシーの観光案内所で聞いたら、その近所にある預かり所を教えてくれました。
金額を忘れましたがたしか20€程度で、1日預かってもらうならまぁそんなもんかなという料金でした。
荷物を預けた後は、レストランでチーズフォンデュを食べ、街を散策し、湖でボートに乗りアヌシーを満喫!
詳細はまた別途ご紹介します。
フランス人は「アヌシーにのんびりしに行く」という人が多いですが、一通り観光できればOKという人には半日あれば十分だと思います。


夕方16時頃の高速バスで、アヌシーからシャモニーへ。
所要時間は約1時間50分で、今度は「BlaBlaCar」というこちらもヨーロッパでよく見る高速バスです。
シャモニーに着いたらぎりぎり観光案内所に間に合う時間だったので、2日間の滞在でのおすすめプランを聞きに行きました。
この時は翌日が曇り、翌々日が晴れという予報だったので、晴れた日にモンブラン側に登るといいのではと勧められました。
・・・というかどの道、この時点で翌日のモンブラン側に登るロープウェイは満席で取れませんでした。。
限られた日程で行く方は、お天気にかかわらず事前にオンラインで予約しましょう!
そしてシャモニー滞在の必須アイテム、マルチパスの購入を勧められてオンラインで申し込み。
その申し込み情報があれば、街中に何箇所かあるカード発行機で発行されると言われてそのようにしました。
「Mont-Blanc Natural Resort」のページから購入できて、大人の2日券で約120€です。
このマルチパスで主要なロープウェイや鉄道に全て乗れるので、あると便利です!
冬季はスキー場のチケットも含まれているようですよ。


その後、街中で見つけた薬局で高山病予防の薬もゲットしました。成分としては酔い止めみたいです。
モンブランはロープウェイで急激に標高の高い場所に登るので、高山病になる人もいるとか。日本で準備できれば持っていくのが安心です。
シャモニーの薬局では、英語で「Mountain sicknessの薬がほしい」と言ったら「モンブラン側はいつ登る?」と聞かれ、2日後だと言ったらそれに合わせた飲み方を教えてくれました。
もし何も言われなかったら、何錠飲めばいいか聞いてみてください。
その日の夜は知人におすすめされた日本食レストラン「SATSUKI」で夜ご飯を食べて終了。
ここは本物の日本の味でとてもいいお店でした!人気店なので、なるべく前日までに予約した方が確実です。


日本から旅行する方はせっかくなので現地の食事が楽しめるお店がいいかと思いますが、日本食で体調を整えたい方や、ヨーロッパ在住でコスパのいい日本食に恵まれていない人にはストロングリーレコメンドです。
我々はあまりに嬉しくて翌日の夜も行きました。笑
美味しいし、パリよりもずっと良心的な料金でした。
お店の詳細は、こちらの記事でご紹介しています。


3日目:モンブランの向かい側に登る&登山電車で氷河へ
この日はまず、モンブランを向かい側から見れる「ル・ブレヴァン(Le Brévent)」を目指して朝一のロープウェイへ。
このロープウェイは予約不要で、並べば乗れます。
本記事のトップ画像に選んだパラグライダーが写った写真は、ここから撮影したものです!
山頂は曇りで、モンブランの山頂はなかなか見えず。。でも、十分素晴らしい景色を楽しめました。
ちなみにここの山頂は標高約2,500mでモンブランよりは低いですが、それでもかなり寒いです。
シャモニーに戻ってお昼休憩をはさみ、午後は氷河(Grotte de glace)を見に登山電車へ。
※氷河は冬季は営業していないようです
電車を降りてから氷河の入り口まで10分以上、階段を降りて行かなければいけません。つまり帰りは登る。。
なぜかと言うと、元々は氷河がもっとずっと高い位置にあったのが、年々溶けて下がっていっているからのようです。
降りる途中に「20xx年はここまで氷があった」という表示が何箇所かありました。
別の場所に入り口付近まで行くロープウェイを建設する計画があるようですが、まだしばらくは階段を歩く必要がありそうです。
氷河から戻ったら、この日はひたすら街をぐるぐると散策。
アウトドア系ブランドのお店やスポーツ用品店も充実していて、モンブラン限定デザインを探して楽しんだりしました。
4日目:モンブラン側へ登る&ジュネーヴ経由で帰路へ
最終日は予約していたモンブラン側のロープウェイに登りました。
「エギーユ・デュ・ミディ(Aiguille du Midi)」の山頂にある標高約3,800mの展望台まで、途中の乗り継ぎを含めて約20分間で一気に登ります。
着いた時点では一面の銀世界で大吹雪・・・
果たしてどうなるかと思いましたが、カフェで暖を取りながら1時間ほど待っていたら晴れてくれました!


間近で見るモンブランの山頂は圧巻です。
ちなみに当然ですが7月だけどものすごく寒いです。
地上では半袖だったのに、山頂ではダウンジャケットとウィンドブレーカーをしっかり着込んで帽子と手袋をしても寒かったです。無理して長時間は外にいない方がよさそうです。。
帰りのロープウェイは予約不要で、乗りたい時に並んで乗ります。
我々はせっかく晴れたので、途中の乗り換え地点でその周辺を散策しました。適度なハイキングコースで、気持ちよかったです!
シャモニーに戻って遅めの昼食をとり、再度街をぶらぶらして、15時頃の高速バスでジュネーヴに向かいました。
「Swiss Tours」という高速バスで、ジュネーヴ国際空港まで直通だったのでありがたかったです。
その日のうちに、パリへ飛行機で戻りました。
無理のないプランで楽しいモンブラン観光を!
今回ご紹介したプランのうち、シャモニーの2日間の予定は詰めれば1日でも回れると思います。モンブラン周辺には他にもロープウェイがありますし、冬季はスキーのメッカで、たくさんのアクティビティがあります。
しかし、慣れない標高や寒さで体力が奪われる可能性を忘れてはいけません。天気も読めないですし、できれば2日間確保して、行きたいポイントを絞って、余力があればプランを追加するのがおすすめです。
アヌシーも本当に素敵な街なので、日程に組み込める方はぜひ行ってみてください。
フランス人のように、カフェでおしゃべりをしたり、水辺でただのんびりしたりする・・・なんていう時間を作るのも、素敵な旅のプランになるかもしれません。


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